句碑の寺「五老井の森」


「卯の花に 芦毛の馬の 夜明哉」
彦根の生んだ俳人、蕉門十哲の第一人者「森川許六」が、松尾芭蕉と別れ、卯の花の咲くこの頃、その花の白さにも似て、馬の脚毛の白さもぼんやり、早い夜明けに、「さあ、これから彦根に戻ろう・・・」と出立に際し勢い込んだ句であるといいます。 その句が書かれた許六の直筆が見つかり、平成20年(2008)6月に山門横に句碑が建立されました。俳句を愛する人々のよりどころになればと思います。